思わぬ出来事

こんにちは。人間社会学部3年、企画局で活動しています駒井誠将です。なんて読むんこのひとって思う人もおると思うんでいちおう読み仮名振っておきます「こまい せいしょう」。
大学生となってはや3年、意識高いわけじゃないですが今年から就職活動を始めています。エージェント、キャリアセンター、説明会、インターンもう頭痛いすね。今回はそんな夏の就活ライフの中で体験したあったかい話をしたいと思います。長くなるかもですがぜひ最後まで見ていただけると幸いです!
自分は8月中旬の5日間、中央区の日本橋でインターンに行っていました。たくさん参加していた同世代の学生のなかに自分と同じ大学が一人もいなかったので初日は不安だったのを覚えています。初日の帰り道、東京駅の駅前広場を通った時、ふと視線の先に鮮やかな青い幟旗が飛び込んできたんですよ。
なんだろうと足を止めて人だかりを覗き込んでみると、垢抜けた東京の街並みにはどこかミスマッチな、素朴さを残す見慣れたブレザー姿の高校生がいて、「え嘘やん」と思わず声が漏れました。自分の母校の制服だったんです、、まさかこんな大都会の真ん中で母校の生徒に遭遇するなんて夢にも思わなかったんで不思議ながらも人だかりに近づいていくと、向こうはまったく見ず知らずの私にも「こんにちはー!」とすがすがしい笑顔で声をかけてくれました。さらに、聞き覚えのある懐かしい声に名前を呼ばれて振り返ると、そこには高校3年のときの担任の先生までいたので二重の衝撃で、ただでさえ細い僕の目もさすがに少し見開かれたっすね。
先生に話を聞くと、クラウドファンディングのPR活動のために、はるばる石川から東京へやってきたとのこと。母校の生徒と地元の農家さんが連携しあって作り上げた「能登産ブランドメロン」を多くの人に知ってもらい、地域を元気にしたいという熱い想いを聞かせてもらいました。

東京での就職活動への不安で胸がいっぱいだった自分にとって、その偶然は少しながらも元気をくれたと思います。遠く離れた地元から出てきて、自分なりの目標に向かってまっすぐ進んで頑張る母校の生徒たちの姿やそれを温かく見守りながらも共に挑戦する恩師の姿。彼らのひたむきなエネルギーに触れ、ただ流されるまま日々を過ごすのではなく、自分もちゃんと目的を持って前を向かなきゃいけない」と珍しく真面目な考えをしてしまい、凝り固まっていた心がどこかスッと軽くなった気がしました。
あの夕方に東京駅でもらったエネルギーを大切に、就活でも委員会活動でも大変なことも多くなるかもですが、負けずに自分の道を進んでいきたいと思います。母校の後輩たちが熱い思いを込めて育てたブランドメロンの魅力が、多くの人たちに届いて心から愛されることをひそかに応援しています。



